霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山情報

2018年5月21日 16:00発表

火山の状況に関する解説情報 第046号

福岡管区気象台/福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

火山名 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) 火山の状況に関する解説情報

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
5月18日から5月21日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。
硫黄山では活発な火山活動が続いています。
えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

火山の活動状況など

 硫黄山では、4月27日以降、噴火は観測されていませんが、活発な噴気活動が続いています。
 硫黄山の南側の火孔からは噴煙が最高で300mまで上がりました。硫黄山の西側500m付近からは噴煙が最高で100mまで上がりました。

 火山性地震は、少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 5月18日からの火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震       火山性微動
  5月18日       0回 ( 0回)    0回
    19日       1回 ( 1回)    0回
    20日       3回 ( 3回)    0回
    21日15時まで  3回 ( 1回)    0回
                 ()内はごく微小な地震
 
 GNSS連続観測では、硫黄山近傍に設置したGNSSの基線で、4月19日の噴火後に山体の収縮を示す変動がみられていましたが、5月上旬からその変動は鈍化しています。霧島山を挟む基線では、3月中旬以降、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びがみられています。
 
 硫黄山では、活発な火山活動が続いていることから、今後の火山情報に注意してください。

防災上の注意事項など

えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

次回の発表予定

次の火山の状況に関する解説情報は、25日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の過去の火山情報

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