口永良部島の火山情報

2019年1月18日 16:00発表

火山の状況に関する解説情報 第010号

福岡管区気象台/福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
口永良部島では、今後も昨日と同程度の規模の噴火が発生する可能性があります。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

火山の活動状況など

 新岳火口では、昨日(17日)09時19分に火砕流を伴う噴火が発生し、15時27分頃まで継続しました。その後、噴火は発生していません。
 
 昨日の噴火停止後は、白色の噴煙が火口縁上300m以下で推移しています。
 
 火山性地震は多い状態で経過しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も多い状態で経過していることから、今後も昨日と同程度の規模の噴火が発生する可能性があります。
 
 1月12日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測による火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。いずれも速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動 火山ガス
                        (二酸化硫黄)
  1月12日       13回    0回   -
    13日       27回    0回  200トン
    14日       34回    0回   80トン
    15日       29回    0回  200トン
    16日       23回    0回  200トン
    17日       92回   16回 2200トン
    18日15時まで   9回    0回 1200トン
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。

 GNSS連続観測では、島内の長い基線で緩やかな伸びがみられていましたが、2018年11月以降、鈍化もしくは停滞していると考えられます。

防災上の注意事項など

新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

次回の発表予定

次の火山の状況に関する解説情報は、21日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

口永良部島の過去の火山情報

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