2021年4月25日 3:55発表
火山の状況に関する解説情報 第034号
福岡管区気象台/福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
桜島の南岳山頂火口で、本日(25日)01時09分に爆発が発生し、同火口から火砕流が発生し、南西側へ約1.8km流下しました。 同火口から火砕流が発生したのは、2018年6月16日(南西側へ約1.3km流下)以来です。 桜島では噴火活動がさらに活発化するおそれがあります。火口から概ね2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。 なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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