2023年1月30日 11:55発表
火山の状況に関する解説情報 第009号
福岡管区気象台
火山性微動の振幅は、概ねやや大きい状態で推移していましたが、本日(30日)10時30分頃から、中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅が、1.5マイクロメートル毎秒を超えさらに大きくなっています。 噴煙等の表面現象及び地殻変動には、特段の変化は認められていません。 火山性微動の振幅が、やや大きな状態で不安定となっています。今後の火山活動に関する情報に留意してください。
火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。 また、火口付近では火山ガスに注意してください。 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、30日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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