2022年6月9日 16:00発表
火山の状況に関する解説情報 第025号
福岡管区気象台
火山性微動の振幅は、昨日(8日)21時過ぎから次第に増大し、やや大きな状態となりましたが、本日(9日)07時頃から小さな状態で推移しています。 本日実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は1000トンで、前回(5月31日、800トン)と比較して大きな変化はみられませんでした。 火山性微動の振幅は小さな状態で推移しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量にも変化はみられません。これらのことから、火山活動に活発化は認められません。
火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。 また、火口付近では火山ガスに注意してください。 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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