2022年9月14日 16:00発表
火山の状況に関する解説情報 第003号
気象庁本庁/気象庁
浅間山では、12日13時頃から13日にかけて山体浅部を震源とする火山性地震が増加し、12日の日回数は92回、13日は56回となりました。本日(14日)は15時までに15回(速報値)と減少しています。 また、本日実施した火山ガス観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり100トンで、前回(8月10日)90トンと同程度でした。 その他の観測データに特段の変化は認められていません。
火口から500mの範囲に影響を及ぼす程度のごく小規模な噴火の可能性がありますので、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。 突発的な火山灰噴出や火山ガス等に注意してください。
今回の火山活動の状況の変化に伴い発表していた一連の火山の状況に関する解説情報の発表はこれで終了します。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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