2019年8月7日 23:40発表
火山の状況に関する解説情報 第001号
気象庁本庁/気象庁地震火山部
本日(7日)22時08分頃、山頂火口で小規模な噴火が発生しました。噴煙は火口縁上1800メートル以上上昇し、その後北方向に流れました。また、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から200メートル程度に達した模様です。噴火は約20分間継続しました。 浅間山で噴火が発生したのは、2015年6月19日以来です。
山頂火口から概ね4kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が流されて降るため注意してください。 また、降雨時には土石流にも注意してください。 噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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