浅間山の火山情報

2017年6月19日 16:00発表

火山の状況に関する解説情報 第049号

気象庁本庁/気象庁地震火山部

火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
6月16日から6月19日15時までの浅間山の活動状況をお知らせしま
す。

火山の活動状況など

 火山活動はやや活発な状態で経過しています。

 今期間、噴煙の状況は、18日に一時的に火口縁上700メートルまで上がったほかは、概ね500メートル以下で推移しています。夜間に高感度の監視カメラで、山頂火口の微弱な火映を観測しています。

 16日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり900トン(前回2日900トン)とやや多い状態でした。

 2015年4月下旬頃から増加している山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや多い状態で経過しています。

 火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
                火山性地震  火山性微動
  6月 16日          60回     0回
     17日          65回     1回
     18日          70回     0回
     19日(15時まで)   23回     0回

 山頂の南南西にある塩野山の傾斜計では、2016年12月頃から北または北西上がりのわずかな変化が観測されています。

防災上の注意事項など

火口から概ね2キロメートルの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。

次回の発表予定

次の火山の状況に関する解説情報は、23日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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