草津白根山の火山情報

2018年7月20日 16:00発表

火山の状況に関する解説情報 第096号

気象庁本庁/気象庁地震火山部

火山名 草津白根山 火山の状況に関する解説情報

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
7月16日から7月20日15時までの白根山(湯釜付近)及び本白根山の活動状況をお知らせします。

火山の活動状況など

【白根山(湯釜付近)】
 白根山(湯釜付近)の火山性地震は、今期間概ねやや多い状態で経過しています。
 20日に、継続時間2分未満の振幅の小さな火山性微動が発生しました。この微動の発生前後で火山活動に変化はありませんでした。
 湯釜付近の火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
               火山性地震  火山性微動
  7月 16日          6回     0回
     17日          9回     0回
     18日          4回     0回
     19日          6回     0回
     20日(15時まで)   8回     1回

 湯釜火口付近の傾斜計で4月23日頃よりみられている変化は、6月中旬頃より鈍化しつつも継続しています。

 全磁力観測では、4月下旬頃から湯釜付近の地下浅部の温度上昇を示唆する変化がみられています。

 東京工業大学の監視カメラによると、湯釜火口内では、6月下旬頃から湯釜の中央部で灰から灰白色の変色域がみられており、湯釜への火山性流体の供給量が増加していると考えられます。

 引き続き、白根山(湯釜付近)では火山活動が高まっていると考えられ、今後、湯釜火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【本白根山】
 本白根山では、今期間、火山性地震を4回観測しています。
 監視カメラによる観測では、本白根山の火口付近の噴気は2月22日を最後に観測されていません。

防災上の注意事項など

【白根山(湯釜付近)】湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
【本白根山】本白根山の火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。

次回の発表予定

次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

草津白根山の過去の火山情報

AIとチャットで気分にぴったりの旅選び