「ペットボトルで雪の結晶を作ってみよう」「ペットボトルで雲を作ってみよう」とペットボトルを使ったお天気実験が続きましたが、ここではダンボールを使って竜巻を発生させる実験です。
竜巻は、積乱雲によっておこり、地上から空まで高速の渦をまいた上昇気流です。
昨年、北海道佐呂間町で竜巻による大きな被害が発生したことは、皆さんの記憶に新しいと思います。
竜巻は右巻きか?左巻きか?など、ダンボールの中に発生する竜巻を見て、空気の流れを観察してみましょう。
用意するもの
- ダンボール(幅+奥行き+高さの合計が80cm以上.高さがあるほうが竜巻の様子をよく観察できます)
- カッター
- ドライアイス(500g?1kg)
- 金属製のトレー
- ハンマー
- お湯
- 電池タイプの小型扇風機
- 軍手
- 黒い塗料または模造紙
- のり
- はさみ
- ダンボールの窓につける透明の板。
※ドライアイスを扱うときは軍手を必ず着用してください!
STEP1

カッターでダンボールに切りこみをいれる。
まず、ダンボールに向かって左側の手前と右側の奥に幅1.5cm?2.0cm程度のスリットを入れます。
また、ダンボールの正面には観察用の窓、上には扇風機用の穴を開けます。
※ダンボールを切るとき、カッターに注意です!
STEP2

観察しやすいように、ダンボールの内側を塗料や模造紙で黒くし、観察用の窓に透明板をつけます