わたしたちの生活に欠かせない情報の一つである天気の疑問に2人の気象予報士が答えるコラム。(2008年4月終了)
2007年06月20日
Q
今日、空に雨も降っていないのに、虹がでていました。どうしてでしょうか? 虹って、雨上がりの晴れた空で見られますよね!
A
虹ができる主な条件は、
・虹は太陽に背を向けて見た方向にできる。
・虹は空気中の水滴に太陽光があたって、屈折、反射することでできる。
goo天気編集部:それでは虹が現れていた場所と自分が居る場所の間のどこかで雨が降っていたということになるのでしょうか?
はい、そうです。
虹は春から夏にかけて見られる回数が多いといわれますが、この季節はにわか雨が多く、せまい範囲で雨が降ったかもしれません。
水撒き中のスプリンクラーや滝の水しぶきで小さな虹が見えることがありますが、離れた所の水滴で虹ができる、という点では似ているかも知れません。
2007年06月27日
Q
雨女(男)、晴女(男)って本当にいると思いますか?(主観でいいです)
A
あっ。これはいると思います!
イベントというとなぜか雨が降ってしまう人。雨の予報じゃないのに、出先で突然雨に見舞われる人。 逆に、この人がメンバーにいると、雨の予報でも必ず晴れる人など...
実は私にも”その気”がちょっとあって...実例は以下のとおりなんですが
goo天気編集部:主観ではなく気象予報士としての観点で考えたときには雨女(男)、晴女(男)というのはやはり迷信なのでしょうか?
はい、迷信です。
ちなみに、天気予報の現場でも「”この人”が予報を担当するとなぜか天気が大荒れになる」っていう人がいますよ。
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